バレンタインはこの1本!映画「チャーリーとチョコレート工場」

いつの間にか1月が過ぎ、2月も半ばに入りました。
バレンタインデーもすぐそこです。
ここ数年は自分へのご褒美のためにチョコを買う人も増えたようですね。
緊急事態宣言が延長となった2021年のバレンタインデーもそんな方の方が多いのかな?
売り場の混雑を避けるためにネットで購入するのもいいですね。
さて、2021年のバレンタインデーは日曜日です。
おうちでゆっくりチョコを片手に映画はいかがでしょう。
恋愛映画でロマンティックな雰囲気を楽しむのもアリですが、ここはあえてブラックに…。カカオ70%くらいで。

さて、今回ご紹介する映画は「チャーリーとチョコレート工場」です。



では、あらすじを簡単に

ウィリー・ウォンカのチョコレートは特別なチョコレート。
とてもおいしくて世界中で大人気です。
しかし、よそのチョコレート会社が送り込んだスパイによってレシピが盗まれ、怒ったウォンカは従業員を全員解雇し、工場を封鎖します。
数年後、ウォンカは工場を再開します。そして、チョコレートにゴールドチケットを5枚だけ入れ、それを引き当てた5人の子供たちを工場見学に招待することと、そのうちの1人には豪華な副賞をプレゼントすることを決めました。
世界中がチケット争奪で大騒ぎ。
そんな中、運よくチケットを引き当てたのは、大富豪のわがまま娘ベルーガ、太っちょで食いしん坊のオーガスタス、勝ちにこだわるバイオレット、ゲーム好きなマイク、そして、両親と2組の祖父母と暮らす貧しいながらも家族思いの優しい少年チャーリーです。
謎に包まれた工場でウォンカに迎えられた子供たちを待っていたのは、甘いチョコレートだけではなく…。

作品情報

監督はティム・バートンです。
監督作には『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993年)『バットマン・フォーエヴァー』(1995年)『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(2007年)『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)などがあります。
以前ご紹介した『ティム・バートンのコープスブライド』(2005年)もそうですね。
ポップとクラッシックが融合したような幻想的でダークな独特の世界観は熱心なファンも多く、カルト的人気があります。
(コープスブライド:カードリンク)
主人公のチャーリーを演じたのはイギリス出身のフレディ・ハイモアです。
1999年にデビューし、2004年公開の『ネバーランド』にてピーター・パンのモデルになったとされるピーター役で放送映画批評家協会賞若手男優賞などを受賞し、注目の子役となりました。
本作はジョニー・デップの推薦により起用されたようですよ。

そして、謎に包まれたウォンカを演じたのはティム・バートン作品の常連、ジョニー・デップです。
相変わらず作品の世界感にピッタリとハマっていますね。

同じく常連のヘレナ・ボナム・カーターもチャーリーの母親役で出演しています。

見学してみたい

工場の中はうっとりするような夢のような世界。
テーマパークさながらの仕掛けや乗り物が満載です。
チケットを手に入れたチャーリー以外の子供たちは、みんな小生意気で憎たらしい。イラっとさせられます。
でも、ちゃんと罰せられます。なぜ罰せられたのかを工場スタッフの小人・ウンパルンパが歌うのですが、この歌がなぜか耳に残る…。
一人一人の個性として強調されていたけれど、子供ならだれでも持ち得ているものなのだろうなと感じました。
ゲームをしていて暴言吐きまくりなマイクは、ウチの息子と被って見えた(笑)
しかし、一番幼児性が抜けていないのはウォンカ自身なんですね。
クルクル変わる表情は観ているうちに可愛らしく思えてきます。
ラストは、後継者ではなく、家族が欲しかったんだなとわかってホロッとしてしまいました。
ちょっぴりシニカルで、でも面白い。
若き日のウォンカを描く続編の企画も進んでいるようで楽しみです。

【チャーリーとチョコレート工場】
監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・オーガスト
原作:ロアルド・ダール
リチャード・D・ザナック
出演者:フレディ・ハイモア
ジョニー・デップ
デイビッド・ケリー
ヘレナ・ボナム=カーター
ノア・テイラー
ディープ・ロイ
クリストファー・リー
製作年:2005年
製作国:イギリス・アメリカ・オーストラリア

※画像はAmazonより引用させていただきました

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