映画「オーシャンズ8」ゲイリー・ロス監督 2018年8月日本公開

先日、美容オタクの知人が烈火のごとく怒りながら電話をかけてきました。
「ちょっと、聞いてくれる?」
楽しみにしていた美容関連のイベントでフェイシャルエステを受けてきたといいます。
そこの「先生」と呼ばれるエステティシャンがありえなかったそうです。
何がありえなかったのか聞く私に、彼女は一言
「毛穴」
と言いました。
毛穴、特に鼻の毛穴が全開だったようです。
「顔面がテッカテカでね、毛穴にファンデーションが落ち込んでいるの。米倉涼子を完コピしたような白衣でね、いかにもできる女風なんだけど毛穴は全開ってありえない」
電話の向こう側でも容易に怒っている姿が想像できました。
要するに
「プロを名乗るならまず自分のケアをちゃんとしろ」
と言いたかったようです。おっしゃる通りですね。

さて、今回ご紹介する映画は
「オーシャンズ8」
美しいプロフェッショナルたちが登場します。

では、簡単にあらすじを。

~舞台はニューヨーク。史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」を率いた絶対的リーダー、ダニー・オーシャンの妹、デビーは5年の服役を経て刑務所から出所します。デビーは刑務所にいた5年の間に、メトロポリタン美術館での世界的なファッションの祭典、メットガラで「1億5000万ドルの宝石を盗む」という壮大な計画を立てていたのです。そのためにデビーは仲間を集めていくのですが、真の目的は宝石を盗み出すことだけではなかったのです。果たして彼女の真の目的とは?~

この作品はジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンといった豪華キャストが集結した、大人気クライムサスペンス「オーシャンズ」シリーズのリブート作品です。
しかも、主要キャストは全員女性!

主演のサンドラ・ブロックは、兄ダニーと同じく司令塔でカリスマ的リーダー デビーを演じています。
シリアスからコメディまで幅広く演じることができる実力派女優ですね。
コメディ映画で見せるテンポの良いセリフ回しは気分がスカッと爽快になります。

デビーの元に集まるプロフェッショナルなメンバーがこちら。何のプロなのかも書いておきますね。

・ルー デビーの親友で右腕
・ダフネ 大女優
・アミータ 天才的宝飾職人
・タミー 盗品売買のエキスパートで主婦
・ナインポール 天才ハッカー
・コンスタンス 天才スリ師
・ローズワイル ファッションデザイナー

それぞれをケイト・ブランシェットやアン・ハサウェイといった演技派女優や、音楽界からはリアーナ、人気ラッパーのオークワフィナなどが演じています。
本業でも様々な分野のプロフェッショナルですね。
全員がぴったりと役にはまり込んでいます。

この作品はストーリーのテンポ良い面白さはもちろん、女優陣の個性豊かな衣装も楽しむことができます。
ファッションもキャストの個性を最大限に引き出していて見応えがあります。
個人的にはケイト・ブランシェットの“男前”なスーツ姿にクラクラしました。

世界的なファッションの祭典「メットガラ」が舞台なので、有名セレブも多数カメオ出演していますよ。
どれだけ見つけることができるかな?
スタイリッシュでクールな彼女たちの活躍に最後まで目が離せません。

冒頭の知人のようにストレスが溜まってスカッとしたい時にひとりで観るのはもちろん、女子会のお供にみんなでワイワイ言いながら楽しむのもいいですね。

※画像はAmazonより引用させていただきました

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