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パワフルでクレバー!そして最高にキュートな美女爆誕!? サンドラ・ブロック主演映画「デンジャラス・ビューティー」

退職してから家にいる時間が増えて、それに比例するようにスマホを見る時間も多くなりました。
最近ハマっているのはYouTubeのメイク動画です。
メイクのHow-toもとてもためになるのですが、今よく視聴しているのは海外のドラァグクイーンのお姉さま方のメイクです。
一般的なメイクとはかけ離れていますが、どんどん華麗に様変わりしていく過程は見応えがあります。
きちんと計算されているんですね。
顔面をキャンパスにしたアートのようです。
もう神の域です。

一方で、海外の一般の方がプロのメイクアップアーティストにメイクしてもらう変身動画も大好きです。
メイクの過程も目を見張るものがあるのですが、メイク後の変身した自分を鏡で見た時の驚きの表情が、段々と自信に満ち溢れた表情に変わっていくのを見ていると、メイクの力って凄いなと思わせてくれます。
自信や勇気をも与えてくれるんですね。
ちなみに私はスッピンでいることが多いので、メイクをすると息子に「歌舞伎役者」と言われます。
塗りすぎってことかなぁ?

さて、今回ご紹介する映画はサンドラ・ブロック主演の「デンジャラス・ビューティー」です。
では、あらすじを簡単に。

~男勝りの能力を武器に、洒落っ気とは無縁の世界で仕事一筋に突き進むFBI捜査官のグレイシー。髪はボサボサで地味な服装、おまけに粗野で横暴、ビールを煽りゲップをする姿はまるでオジサンのよう。そんな彼女はある日、仕事でミスをして同僚に怪我を負わせてしまいます。上司の命令で現場を外され落ち込んでいる最中、手配中の連続爆弾魔から爆破予告が。標的はミスコン会場です。コンテストに潜り込むべく、特別捜査チームは、グレイシーに白羽の矢を立てます。グレイシーは「ミスコンは頭が空っぽの女が出る、バカ女の品評会」と見下していただけに、最初は断固拒否するものの、しぶしぶ任務を受けることに。そして、グレイシーの女磨きのレッスンが始まります……。

監督のドナルド・ペトリ氏は1988年に「ミスティック・ピザ」で映画監督デビューしました。
コメディ作品が多いですね。

主演のサンドラ・ブロックは製作にも参加しています。
彼女の主演するコメディ映画は、ほぼハズレはないんじゃないかな?
とにかく表情が豊かな女優さんですね。
大好きな女優さんの一人です。

そして脇を固める俳優陣も豪華!
特に、ゲイの美容コンサルタントを演じているマイケル・ケイン。彼はシリアスからコメディまで演技の幅は広く、輝かしい受賞歴を誇る名優中の名優です。
ですが、スケジュールと出演料の都合さえ合えば作品を選ばない主義なので、出演作が非常に多いことで有名です。
高倉健さんと共演したこともあるようですよ。
2000年には長年の活動を称えられてナイトに叙され、Sir(サー)の称号を受けています。
そんな彼が演じる美容コンサルタントは、仕草も口調もとっても品があります。
私も教えを受けたいと本気で思いました。

見どころはやはり女子力皆無なグレーシーが美しく大変身していく過程です。
本人は嫌々なのですが(そこがまた面白い!)段々お洒落に美しく変貌していく様は、観ていて気分もアガります。
そして偏見を持っていたミスコン参加者たちと触れあうことで、努力する彼女たちを認め、友情を築いていくのもいい!
苦手なモノや人を理解して認めるということは難しいけれど出来ない事ではないんだと教えてくれます。

鬱々とした気分を追い払ってくれる軽快なテンポのコメディ映画です。
新型コロナウイルスのせいで気持ちが塞がってしまう日々が続いていますが、気分だけでもアゲていきましょう!

※画像はAmazonより引用させていただきました

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