グラミー賞主要4部門受賞の新星スター「ビリー・アイリッシュ」彼女のルーツや魅力について迫る
ビリー・アイリッシュをまだ知らないあなたへ
今年のグラミー賞において、史上最年少で主要4部門を全て受賞したビリー・アイリッシュ。
その楽曲の素晴らしさはもちろんのこと、新しい世代のオピニオンリーダーとして、若干18歳ながら世界中で注目を集めています。
しかし、日本ではまだ彼女に対して一般層への露出はそこまで多くありません。
「名前は聞いたことはあるけど、どんなアーティストなんだろう?」という方も多いのでは?
今回は、ビリー・アイリッシュのプロフィール、代表曲、そして今年の秋に決まっている来日公演についてご紹介します。
プロフィール
ビリー・アイリッシュは2001年生まれのアメリカ・カリフォルニア出身の女性シンガーソングライター。
14歳の時にネット上で発表した曲「Ocean Eyes」が話題となり、レコード会社からスカウトされました。
そして2017年に「Don’t smile at me」でデビューすると、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアのヒットチャートにランクインします。
さらにApple Musicの新人アーティストをプッシュアップする企画「Up Next」に選ばれると、よりファン層を拡大していきました。
それ以降、世界中の音楽フェスティバルへ出演し、その圧倒的なステージングが世界各地で絶賛の嵐を巻き起こします。
日本には2018年にサマーソニックで初来日を果たしました。
2019年1月には待望のファーストアルバム「When we all asleep, where do we go?」をリリース。世界24のチャートで1位を獲得し、その人気を不動のものに。
そして2020年1月には、第62回グラミー賞で主要4部門を含む全5部門を受賞。
主要4部門の独占は39年振り史上二人目、女性としては初めての偉業達成となりました。
また音楽だけではなく、彼女のファッションや、社会的な発言も注目を集めています。
代表曲
ここでは彼女の代表曲をご紹介します。
「Ocean Eyes」
彼女が世に解き放たれるきっかけとなった曲です。
切なくて美しい恋愛を歌った詞が、多くの女性の共感を得ました。
透き通る歌声と美しいメロディは、この時点ですでに高い完成度を誇っていますね。
「everything i wanted」
2019年11月に発表されたシングル曲です。
シンプルなトラックに乗せて、今の彼女の心境を告白しているような内容。
世界中にファンを持ち多くの人が自分に注目をしてくれている状況を、すこし受け止め切れていなかったのかもしれませんね。
しかし、その戸惑いを見事に楽曲に昇華させています。
「bad guy」
ファーストアルバムに収録されたリード曲。
終盤に突然BPMが落ちて、自分の過ちをささやく展開が見事です。
「悪いやつ」とは男性のことではなく、自分自身のことを歌っているのかもしれません。
2020年4月公開の映画「007」シリーズ最新作の主題歌に抜擢された注目曲です。
来日公演について
2020年9月に彼女の待望の初単独来日公演が決定!
グラミー5冠を達成したタイミングでの来日公演は必見です!
今回の公演場所は横浜アリーナ。
初の単独公演ながら、大規模な会場が選ばれました。
日本での注目度が上がっていることを表していますね。
前回の来日はサマーソニックでの出演でした。
登場したステージも比較的小さいもので、出番もお昼過ぎの時間でしたが、多くのオーディエンスが詰めかけていたようです。
彼女の演奏と映像をリンクした独自の表現が話題を呼びました。
今回は会場も大きくなり単独公演ですので、より彼女のステージングを堪能できますね。
大きな可能性を秘めた新星
現在18歳ということで「セレーナ・ゴメス」や「テイラー・スウィフト」に続く次世代の人気アーティストとして話題になっています。
2020年代においてさまざまなカルチャーのアイコンになること間違いなしの彼女。
ぜひ今後もその活動に注目していきたいですね。
Billiee Ilish
来日公演
日時2020年9月2日(水)
横浜アリーナ
OPEN 18:30 / START 19:30
公演特設ページ : https://www.billiejapantour2020.com/
※画像は公式サイトより引用させていただきました