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ロバート・デニーロが可愛くてたまらない!!映画「マイ・インターン」

コロナ禍の昨今、自粛警察、マスク警察など様々な警察が出現していますが、ここの所また新たに『不織布マスク警察』『ウレタンマスク警察』なるものが現れたようです。
どうやらスーパーコンピューター富岳のマスクによる飛沫シュミレーションの結果では不織布マスクが一番飛沫を防いでくれるようです。
だからといって不織布マスクが正義でウレタンマスク、布マスクが悪のような考えは単なる「粗探し」のようでモヤモヤします。
どんなマスクをしようが正しく着用することの方が大事なのではないのかな?
コロナ禍の中でいろいろと制限され、窮屈な思いをしているのは皆同じだと思うのです。ストレスは他人に向けず、映画や読書でケアしましょう。
なので、鬼滅の刃の禰豆子柄の布マスクを着けたおばさんを見かけたら生温かい目で見るだけにしてくださいね。多分それ、私かも(笑)

さて、今回ご紹介する映画は「マイ・インターン」です。



では、あらすじを簡単に

ジュールズ・オースティンが立ち上げたファッション通販サイト「アバウト・ザ・フィット」はたった1年半で従業員220名の大企業に成長しました。
プライベートでは彼女を支えるために仕事を辞め専業主夫になった夫と可愛い一人娘がおり、誰もがうらやむ成功を手中にしています。
しかし、急成長を遂げた会社は機能が追い付いていないのが現状で、腹心の部下のキャメロンには外部からCEOを雇うことを勧められます。
自らの手で築き上げた会社が人手に渡るようでジュールズはなんだかモヤモヤしてしまいます。
そんな中で、ジュールズはシニアインターンとして採用した70歳のベンと出会います。
最初は40歳も年が離れたベンの扱いに困惑するのですが、時間を共にするうちに人生経験豊かな彼の人柄や気遣いに徐々に信頼を寄せていき…。

作品情報

監督はナンシー・マイヤーズです。映画監督で脚本家としても活動されています。
以前ご紹介した映画「ホリデイ」は彼女の脚本でした。


1980年公開の『プライベート・ベンジャミン』でアカデミー脚本賞にノミネートされ、全米脚本家組合賞を受賞しています。
1998年に『ファミリー・ゲーム/双子の天使』で映画監督デビューしました。
続く「ハート・オブ・ウーマン」(2000年)「恋愛適齢期」(2003年)はともに全米で1億ドルを超える大ヒット作です。
彼女の作品は嫌味が無く、元気と笑顔を与えてくれる作品が多いですね。

主演はアン・ハサウェイです。
ニューヨークでファッションビジネスというと彼女が出演した「プラダを着た悪魔」が有名ですね。本作も彼女が身につけるハイブランドからカジュアルまでの数々のアイテムは着こなしの参考になりますよ。
そして、もう一人の主演はハリウッドの大御所、ロバート・デニーロです。
笑顔で人を殺すマフィアのボスから、本作のような実直で優しいおじ様まで演じてしまう彼はまさにカメレオン!

とってもお茶目!!

ジュールズは分刻みのスケジュールをこなすために社内を自転車で移動しています。
忙しすぎてシニアインターンを採用したことも忘れています。
それはそのはず、あまりにも会社が大きくなり過ぎたので一杯々々なんですね。
そして、娘の通う学校のママ友たちにも成功を疎まれ、疎外されている感じ…。
夫もなんだか怪しいし…。
仕事とプライベートの間で揺れ動くジュールズの気持ちは働いている女子には痛いほど伝わるはず。
そんなジュールズはベンと出会ったことで徐々に自分の気持ちに気づくことになります。
ベンが素晴らしいのは、人生経験が豊かなだけではなく、決して相手を否定しないところ。そしてお茶目でとても可愛らしいのです。
一緒に採用された若いインターンたちに対しても厳しく諭すのではなく、相手を受け入れ相手が欲しい言葉、態度でわかりやすく伝えるのです。
うーん、難しいですね。
でも、否定しない、受け入れるということならできるはず…。
ああ、ベンのような人になりたい…と心底思った次第です。
自然と笑顔になり、元気を注入してもらえる作品です。

【マイ・インターン】
監督:ナンシー・マイヤーズ
脚本:ナンシー・マイヤーズ
出演者:ロバート・デ・ニーロ
アン・ハサウェイ
レネ・ルッソ
アンダーズ・ホーム
ジョジョ・クシュナー
アンドリュー・ラネルズ
アダム・ディヴァイン
製作年:2015年
製作国:アメリカ

※画像はAmazonより引用させていただきました

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