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映画「コンテイジョン」パンデミックをリアルに感じる生々しさがここにある

手ぬぐい

100均に行くと必ず買うものがあります。

それは手ぬぐい。

北欧柄や動物柄など可愛いものが揃っているのでつい買ってしまうんですよね。
100円という価格も魅力的。
一度に5枚くらい買っても後悔しない。
ハンカチ代わりにしたり、柄のお洒落なものは、夏にスカーフ代わりとして首に巻きます。

新型コロナウイルスの感染拡大でマスク需要が高まり、使い捨てマスクが手に入りにくくなったころ、私の手ぬぐいコレクションは、妹と母の手によってマスクに代わってしまいました。

いいんですけどね。
使い道があるのは。

でも同じことを考えている人は結構多いようで、よく行く100均のお店には、もう手ぬぐいはなくなってしまいました。
ドラッグストアやスーパーではもう使い捨てマスクが買えるようになってはいますが、手作りマスク、お洒落ですもんね。

さて、5月25日をもって緊急事態宣言が全国で解除となりました。
しかし第2波がくることが予想され、まだ終わるとは思えません。

ということで、今回ご紹介する映画は「コンテイジョン」です。

では、あらすじを簡単に

香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後、ミネアポリス郊外の自宅でけいれんを起こし意識を失います。
ベスの夫ミッチは慌てて病院に運ぶのですが、ベスは死亡してしまいます。
ミッチが自宅に戻ると息子のクラークがベスと同じような症状で死んでいました。
そして、香港では青年が、ロンドンではモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れます。謎のウイルス感染が発生したのです。
そして新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がり…。

米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込みます。
世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとします。
しかし、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽ることに…。

作品情報

監督はスティーブン・ソダーバーグです。1989年、初めての長編映画『セックスと嘘とビデオテープ』でサンダンス映画祭観客賞とカンヌ国際映画祭パルム・ドールを史上最年少(26歳)で受賞しました。
代表作に『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』『オーシャンズ』シリーズなどがあります。
『エリン・ブロコビッチ』と『トラフィック』(2000年)ではアカデミー監督賞にダブルノミネートされ、『トラフィック』で受賞を果たしました。

キャストもフランス出身のオスカー女優マリオン・コティヤール、ソダーバーグ監督作の常連ともいえるマット・デイモン、ケイト・ウィンスレットなど実力派が勢ぞろいです。

予言?

実はこの作品、2011年公開当時の日本の興行成績は5億円にも満たないという結果でした。
しかし何がどう転ぶかわからないもので、新型コロナウィルスの感染拡大により、思いがけず脚光を浴びることとなったのです。
今の私たちの現状を予見していたかのように思えるほど、未知のウィルスによる世界的なパンデミックは映画の内容そのものです。

アメリカ疾病予防管理センター (CDC) やコロンビア大学感染症専門医のチームが医療監修を務め、情報や助言を得て入念に作られているのでとてもリアルに感じられます。

そして、終始、緊張感が伝わってきます。

新型コロナウィルスは世界中でいまだに感染者が増え続けています。
緊急事態宣言が解除されたからといって、ウィルスが根絶したわけではないという現実をしっかりと受け入れるために、今こそ、おすすめしたい作品です。

恐怖に煽られることなく、「正しく」怖がり、落ち着いて新しい生活スタイルを送りたいですね。

最後に、「コンテイジョン」のキャストが再集結した「Control the Contagion」キャンペーン動画のリンクを張っておきますね。
https://youtu.be/nFyplN-fYEc

監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演者:マリオン・コティヤール
マット・デイモン
ローレンス・フィッシュバーン
ジュード・ロウ
グウィネス・パルトロー
ケイト・ウィンスレット

※画像はAmazonより引用させていただきました。

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