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パッセンジャーズ

思いがけない展開に涙腺が崩壊した!秀逸なサスペンス映画「パッセンジャーズ」

飛行機

私は飛行機が苦手です。
離陸するときの
「グン」
と胃袋ごと引っ張り上げられるような浮遊感で気持ち悪くなります。
そして、若干、高所恐怖症。
乗っている間、爪痕が付くほど拳を握りしめています。
飛行機が着陸すると緊張はほどけますが、疲労感は半端ないです。

ですので、残りの人生、旅行は行きたいのですがなるべく飛行機には乗りたくはないのです。
今のところ、行きたいところもありません。

しかし、先日、息子の三者懇談での修学旅行の話を聞いて少しおびえています。

行先は沖縄。11月に3泊4日です。
コロナ禍で行けるのか行けないのかはまだはっきりとしてはいないのですが、行程はほぼ決まっているようです。

問題は、空港での体温測定。
もし熱があったら保護者が迎えに行かなければならないようです。
行きはいいのです。
帰りが難関。
那覇空港で熱があった場合、沖縄に迎えに行くのです。
もちろん飛行機で…。

まずい。
息子、小学校4年生の春休みに初めてUSJへ行ったとき、前日嬉しすぎてはしゃいで知恵熱を出した前科があります。

飛行機乗りたくない…。
頼むからあまりはしゃがないでください。

さて、今回ご紹介する映画は「パッセンジャーズ」です。



では、あらすじを簡単に

セラピストのドクター、クレア・サマーズは、飛行機事故に遭い奇跡的に生き残ることができた5人の乗客のカウンセリングを受け持つことになります。
しかし、グループカウンセリングでは事故当時の記憶がそれぞれ食い違っていたり、窓の外から覗く人物にメンバーの一人が尾行されていると言ったり、なぜだか不穏な空気が漂います。
やがて、メンバーは1人ずつカウンセリングから消え始め…。
クレアは、航空会社が機体の欠損が原因と言うことを隠すため、生存者を口封じのため狙っているのではないか?と疑います。
そして、事故の解明をするために奔走するのですが…。
そんな中、生存者の一人エリックは、グループカウンセリングを拒否したため、自宅での個人カウンセリングを行っています。
事故の精神的ショックからか、躁状態とも言えるテンションの高い彼の言動に翻弄されるクレア。
挙句の果てにセラピストであるクレアを口説き始めるエリック。
しかし、いつしかそんな彼に惹かれ始めたクレアは、とうとうセラピストと患者と言う一線を越えてしまいます。

作品情報

監督はロドリゴ・ガルシアです。
コロンビア出身の映画監督で脚本家でもあります。
2000年に『彼女を見ればわかること』で映画監督デビュー。
この作品は、カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリを受賞し、注目を集めました。
2011年のアイルランド映画『アルバート氏の人生』ではグレン・クローズとジャネット・マクティアがアカデミー主演女優賞・助演女優賞にノミネートされました。

主演を務めるのはアン・ハサウェイです。
美貌と実力を兼ね備えたハリウッド女優として地位を確立していますね。
「パッセンジャーズ」はかの彼女初のサスペンス映画だそうです。

ひたすら美しいアン・ハサウェイに見惚れる

さて、この作品はサスペンスです。
飛行機事故を巡る企業の陰謀を疑い奔走するヒロインをアン・ハサウェイが熱演します。
彼女はどんな映画でもひたすら美しくそして可愛い。

彼女のカウンセリングを受けることが出来るなら、飛行機に乗ってもいい。

あまり多くを語ってしまうとネタバレになりかねませんので、一言でいうと。
終始、不穏な空気が漂い、全員が不気味で妖しく見えてしまいます。
なんか、怖かったです。

しかし、予測しなかったラストに、思わず涙腺が緩んでしまいました。

伏線が回収されていくごとに、ハラハラドキドキ。そして、胸が詰まる。
とても秀逸なサスペンス映画です。

【パッセンジャーズ】
監督:ロドリゴ・ガルシア
脚本:ロニー・クリステンセン
出演者:アン・ハサウェイ
パトリック・ウィルソン
デヴィッド・モース
アンドレ・ブラウアー
クレア・デュヴァル
ダイアン・ウィースト
製作年:2008年
製作国:アメリカ

※画像はAmazonより引用させていただきました

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