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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS-OF-PREY

よりキュートさを増したハーレイが大暴れ!映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY」

毎朝、息子を車で送って行くときは混雑している幹線道路を避けて、抜け道の狭い農道を利用しています。
ですが、そう思っているのは当然、私だけではなく結構すれ違う車も多いのです。
車2台がやっと通れるくらいの狭い農道は、対向車同士お互いに譲り合いながらゆっくりと走らなければなりません。
毎日のことなので大体すれ違う車も同じです。

しかし、1台だけ絶対に道を譲らない車がいるのです。
真っ赤な車体のSUV。運転手は女性です。
堂々と真ん中を走ってくるんだな。
かなりのスピードで…。
腹が立つのでギリギリまで行くのですが絶対に避けない。
私が端に避けざるを得ないのです。
相手の車高が高いため、軽自動車に乗っている自分が見下されている感じも嫌。

「もう、アイツ、ムカつくわ。絶対性格悪いわ」
「戦車だったら勝てる」
「そしてバズーカで一掃したい」

毎朝、キレ気味に文句を言っている私に息子が言いました。

「毎日毎日そんなに嫌なら大通りから行けばいい。知らない相手に敵意持っても仕方ないよ」

‥‥。ヤバイ、正論。ぐうの音も出ない。
「世の中いろんな人がいるんだよ、っていつも俺に言うよね」
ハイ。でも、だって、ムカつくんだもん。
「それを自分勝手という。あの赤い車の人と一緒」
うう…。

さて、今回ご紹介する映画は「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」です。モヤモヤした気分が一掃されること間違いなし!



では、あらすじを簡単に

舞台はゴッサムシティ。ハーレイ・クインは最愛の恋人であり悪のカリスマ、ジョーカーと破局します。
しかし、彼女に恨みを持つものは数知れず。
ジョーカーの後ろ盾が無くなった彼女は警察や悪党たちから命を狙われることに。
ある日ついに、ゴッサムの大物犯罪者ブラックマスク/ローマンに捕らえられてしまいます。
彼女はローマンに彼が求める謎のダイヤを見つけ、持ってくる代わりに自分を解放しろと要求します。
そんな中で出会った1人のアジア系の少女カサンドラ。彼女もローマンに命を狙われています。
なぜならば、カサンドラこそ謎のダイヤを盗んだ張本人だから!
しかもダイヤは飲み込んでカサンドラのお腹の中に…。
そしてハーレイは束縛や男性社会の圧力からの解放を望む女性たち―ハントレス、ブラックキャナリー、レニー・モントーヤ―と手を組み、カサンドラを守るための戦いに身を投じる羽目に…。

作品情報

監督は中国生まれのアジア系アメリカ人のキャシー・ヤンです。
アジア系の女性が本作のようなアメリカのヒーロー大作映画に起用されたのは史上初のことだそうです。

そして、本作の主人公ハーレイ・クインを演じたのはマーゴット・ロビーです。
前作「スーサイド・スクワット」からの続投で本作ではプロデューサーも兼ねています。
アカデミー賞に何度もノミネートされており着実にキャリアを積んでいる注目の女優さんですね。
ブラックマスク/ローマン役であるユアン・マクレガーの大物悪党の演技も必見ですよ。

スッキリする!

スーパーヒーローものとは言え女性キャラクターがメイン、しかも主人公がジョーカーの元カノというハーレイ・クインは世界中の女性に人気です。
金髪の毛先をピンクと青に染めたツインテールのハーレイはいまやハロウィンの仮装の定番ですね。
ラルクアンシエルのhydeさんもハーレイのコスプレをしていましたね。
完成度の高さにびっくりしました。

本作はハーレイ単独の映画ですので「スーサイド・スクワッド」未鑑賞でも楽しめます。
なによりハーレイがより一層キュートで可愛くなっています。
そしてやっぱり相当クレイジーでサイコパス。
ジョーカーとの思い出の化学工場を爆破したり、カサンドラを救出しに乗り込んだ警察署ではカラフルなペイント銃をぶっ放したりと映像もかなり色彩豊かでポップな感じ満載です。
悪党なのですが自分が好きなことを思いっきり楽しんでいるハーレイは憎めない。
終盤の女性陣のアクションシーンはキレがあり爽快です。男性をバッタバッタなぎ倒していくんだもん。
何も考えず女子会を楽しむノリで鑑賞できる作品です。
イライラもモヤモヤも一気に吹っ飛びますよ。

【ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY】
監督:キャシー・ヤン
原作:チャック・ディクソン
ゲイリー・フランク
『バーズ・オブ・プレイ』
出演者:マーゴット・ロビー
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ジャーニー・スモレット=ベル
ロージー・ペレス
クリス・メッシーナ
エラ・ジェイ・バスコ
アリ・ウォン
ユアン・マクレガー
製作年:2020年
製作国:アメリカ

※画像はAmazonより引用させていただきました

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