足もみ

冷え性と便秘に効果的!血行を良くする「元気回復 足もみ力」

最初に言っておきます。
この足もみ、かなり痛いです!
足裏・足の甲・足首・ふくらはぎ・ひざ上までしっかりと揉んでいくのですが、特に老廃物が溜まっていたり、血行不良を起こしている部位は激痛です。
ただ、揉みほぐした後の爽快感はひとしおです。
本書は、足のツボや揉み方などが図や写真を交えて分かりやすく説明されており、とても読みやすい作りになっています。
長文や説明文を読むのが苦手という方も、抵抗なく読み進められると思います。

自宅でエクササイズをされている方も、それと兼ねてこの足もみも取り入れてみて下さい。
相乗効果が期待できるかもしれませんよ。



著者自身の体験から生まれた「ohana式足もみ」

元気回復-足もみ力

24歳という若さでがんの告知を受けた著者。
その時に「若石健康法」の足もみに出会ったことでがんを克服し、そこから自身で足もみを研究し「ohana式足もみ」の開発に至ったのだそう。
足もみでガンを克服できるかというと科学的根拠がないので信用はできませんが、血行を良くする効果はあると思います。
※ガンなどの疾患がある方は民間療法ではなく病院を受診し、かかりつけの医師に従ってください

血行が良くなることで様々な不調の改善が期待できる

・肩こり、腰痛
・便秘
・成人病の予防
・婦人科系の不調の改善
・アレルギー
・メンタルの不調の改善
・肌が白くツヤツヤする
などの効果が期待できるそうです。
足を揉むだけで体の不調が改善できるなら、実践してみたいと思いませんか?

本書との出会い

この本の存在は、私の不妊症を心配した義姉が送ってくれたことで知ることができました。
ただその後、離婚をすることになり不妊症が改善されたかはまだ分かりませんが・・・。
私が実際に改善されたなと実感できたことは「冷え性」です。
冬になると足がものすごく冷えて、レッグウォーマーや靴下なしでは眠ることができなかったのですが、足もみを始めてしばらくすると、極度の冷えがなくなり靴下などがなくても眠れるようになりました。
足もみのおかげで血行不良が改善されたんだと思います。

用意するもの

足もみ

◯棒・・・長さ12cmほどのすりこぎを小さくしたようなものがオススメ。
百円ショップでも手に入ります。

◯クリーム・・・オイルだとすぐに浸透して滑りづらくなるのでクリームが良いです。
ドラッグストアなどで自分の肌に合うものを選んで下さい。

◯白湯(500cc以上)・・・揉み終わったら30分以内に500cc以上の白湯を飲みましょう。
そうすることで血行を良くし、むくみを防止できるそうです。

このように、ほとんどお金をかけずに簡単に始めることができます。

自分で足を揉む時間

左足20分、右足20分の計40分。
これが理想の時間なのですが、毎日自分が続けられる時間を決めて下さい。
足もみに揉みすぎはありませんが、病気や老齢、手術後の方は5分くらいから慣らしていくといいそうです。

便秘が改善されました

私は忙しかったりストレスが溜まると、すぐに便秘になってしまいます。
2、3日ならまだマシな方。
ひどい時は1週間くらい出ない時もありとても辛いです。
そんな時は時間を作って、足を思い切りゴリゴリ揉み白湯をたくさん飲みます。
その時はとてつもなく痛いのですが、翌日になると溜まっていた便が一気に排出されるのです。
理想は毎日揉むことなのだそうですが、義務感に駆られて逆にストレスを感じてしまう私は、「ちょっと疲れが溜まってるなぁ」と感じる時などに行っています。

時間がある今だからこそできる

通常であれば、日々仕事に追われゆっくりマッサージをしている時間などないという方が多いのではないかと思います。
ですが、新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出ができない今だからこそ、自分の身体と向き合うチャンスです。
この時間は「自分の身体を大切にする時間」だと捉え、疲れた身体と心をゆっくり癒してあげて下さい。

元気回復 足もみ力〜身体がみるみる改善 克服できない病はない〜
著者:近澤 愛沙
出版社:ワニブックス
発行:2012年3月28日

※画像はAmazonより引用させていただきました

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