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mol-74のエイプリルを聞いてほしい!心の奥に染み入るファルセットボイス



「1番好きな歌手orバンドは誰ですか?」という質問、たまにありますよね。
私、これ苦手なんです。
沢山いる大好きなバンドやアーティストの中から、1番を選ぶ……なんという難問をぶつけてくるのだ、といつも思います。

今回は、そんな私が好きなバンドの1つ「mol-74」をご紹介したいと思います。

メンバー紹介

mol-74、読み方は”モルカルマイナスナナジュウヨン”です。
少し変わったバンド名を持つ彼らは、以下のメンバーで構成されています。

・武市和希(たけいちかずき)
ボーカル&ギター&キーボード担当し、全ての楽曲で作詞を担当しています。
なんと、彼の幼い頃の夢はパティシエで、実際に調理専門学校に通い、1度は洋菓子工場に就職もしているんです。
(音楽の道に戻ってきてくれてありがとう!)

井上雄斗(いのうえゆうと)
ギター&コーラス担当。

坂東志洋(ばんどうひろゆき)
ドラムス担当。

高橋涼馬(たかはしりょうま)
ベース・コーラス担当。
2017年11月に加入。
seebirds(シーバーズ)と言うユニットでも活動しています。

バンド名の由来

そして、なんだか暗号のようなバンド名にはどのような由来があるのでしょう?

結成当時のメンバー全員視力が悪く、モグラ(=mole)を使おうと思っていた時に、化学の授業で"mol"(=molecule[モルキュール])という単位が出てきたため、「スペル的にもモグラとかかっていて"集合体"という意味もある」という理由で採用されたそうです。
さらに、バンド名に数字を入れたいということで、当時通っていた高校の住所の番地"1-15-60"のハイフンをマイナスに見立てて計算した結果が"-74"。
そして、モルキュールを和製英語風に"モルカル"と読ませて、mol-74 (モルカルマイナスナナジュウヨン)となったとの事です。

由来複雑っ!!
本当に暗号を解読しているかのような気持ちになるバント名ですよね。

mol-74の魅力

私が思う、彼らの楽曲の魅力は、3つあります。
・ボーカル武市さんの、優しく透き通ったファルセットボイス
・叙情的な歌詞とそれを活かすメロディ
・バンド全体のイノセントな雰囲気

彼らの楽曲は、普段お仕事をしていたり家事をしていたりすると、意識の表面には出てこないような、ふっとした時に浮かんでくる色々な感情を、うまく取り上げて歌にしてくれていると思います。
何気なく電車に乗っている時、信号待ちの時、季節の変わり目を感じた時、仕事からの帰り道。
心の隙間ができた時にぽやっと浮かんでくる、あの人だったり、あの時の出来事を掬い取って、とても純度の高い状態にして、歌にしてくれている感じです。

それを届けるのは、素敵なメロディと、賛美歌を歌っているかのような透き通る歌声。
世代問わず、心に染み入る楽曲を作るバンドだと思います。
そんな彼らの楽曲は、ぜひMVと一緒に楽しんで頂きたいです!
公開されているMVはどれも本当に色彩が美しく、曲の空気感と良く合っており、より楽曲の魅力を感じることができると思います。

おすすめの1曲

「エイプリル」

綺麗な鍵盤の旋律から始まるこの曲は、本当に歌詞が沁みます。
生きていると、誰でもつい過去を回想してしまうことってありますよね。良いことも、あの時こうしてたらってことも。
そんなキュッとする切ない気持ちが、このエイプリルという曲には、詰まっています。
別れの後の新しい始まりが多いエイプリル(4月)という曲名もぴったりです。

次々と現れる、素敵な楽曲を生み出すアーティストたち。
好きなバンドが増えて行く一方で、私にとっては”1番好きなバンド”を選び出すことはますます難しくなりそうです。

画像はmol-74公式サイトより引用させていただきました

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