〜独活のススメ Vol.9〜 忙しいアピールは、NG！スマートな女性を目指すために

お仕事、お疲れ様です。
「独活」が趣味の３０代後半（にいよいよ突入！）の一筆になです。
独活とは？

年末年始の行事や年明けの仕事始め。
また日常生活において、つい「忙しい」と繰り返し言ってしまうことはありませんか？
（私は言ってしまいます。反省）
それに比べて、自分以上に忙しいはずなのに、サラッと仕事もプライベートもこなせるスマートな人は見ていてカッコいいなと思います。

独活の目的は、マイペースで自分磨きをすること。
今回は、スマートな女性を目指すには何をしたら良いのか、有能と言われる人を実際に観察して分かった行動を３点を挙げたいと思います。

当たり前のことですが、有能だと言われる人はそもそも能力が高く、仕事ができる人が多いです。
ですから、自然と多くの人達が仕事を任せたいと集まってくるのは当然のこと。
そうした人には、依頼された仕事が山のように積み上がっていきます。
普通の人だったら「ああ、どうしよう」と焦り、「忙しい」の言葉がつい口から出てしまいます。
一方、デキる人は涼しい顔。
決して、慌てません。
では、沢山の仕事をどうやって処理しているのでしょうか。

尊敬している先輩方を観察してみると、依頼された仕事に優先順位を付けてスケジュールを立てている事が判明しました。
依頼してきた相手に「今、○○をしているので、頂いた仕事は○○日までにやります。出来ましたらご連絡します」と伝え、自分の仕事を交通整理しています。
相手もその言葉を受け、納得して指定期日まで待っていられます。
よって、「頼んだ仕事にまだレスポンスがない」などとやきもきすることなく、双方にとって精神衛生上楽に仕事をすることができます。

また、有能だと言われる人達は「〜ながら、仕事」をする人が多いです。
例えば、一度仕上げた仕事に不備がないかを確認する作業を別の人にお願いし、レスポンスが返ってくるまでの間、一時的に暇ができたとします。
その隙間をうまく使って、優先順位2番目の仕事の導入部に取り掛かる、と言った時間のやり繰りをされている人が多いです。
プライベートの話も伺うと、日常生活においても、「料理を作りながら、洗濯物を畳む」とか「洗濯機を回している間に、料理を作る」etc.「〜ながら、仕事」をされている方が圧倒的に多い印象でした。

有能だと言われる人物は、何かトラブルがあっても笑顔で受け入れ、対応できる大きなキャパシティーと柔軟性があります。

例えば、依頼を受けている仕事の内容が、クライアントの意向によってガラッと変わった時。
今まで積み上げてきたものが全てなくなり、もう一度ゼロから作り直さなければなりません。
更に、変更要求を締め切り間際に言われた場合には…。
どうしようと焦るケースがほとんどだと思います。

デキる人は違います。
キャパシティーが大きいです。
そのような状況下の中で、「困ったわね」とケロッと笑う人間が多いように感じます。
そしてその後、猛烈に舵を切って色々な策を講じ出すのです。

例えば、先ほどの例だと「ご提案ありがとうございます。
更に面白いものが出来そうで、携われる当方（私たち）もワクワクしています。
○日（本来の締め切りより延長した日にちを言う）の提出でよろしいですか？」と、サラリと期間延長を申し出ます。

もし、クライアントがNG（当初の期日までに変更した企画を出してくれ、と無理な要求）を出してきた時には、新たに企画するものと没になってしまった原案との共通点を探り、原案を生まれ変わらせる策を取ることもあります。
双方にとって良い着地点を探り続けるために、どうしたら良いのかとことん追求し柔軟に対応する姿は、見ていて本当に勉強になります。

もし、仕事相手が無理な要求をしてきた時には「出来ない」とハッキリ伝えることも、有能と言われる人の共通点の一つです。
出来ないことを、出来ると言ってしまい、結局「無理でした」と言うことになれば信用問題になってしまいます。
相手に阿る事なく、無理な場合はハッキリと出来ないことを伝える。
けれど、それで交渉決裂になる訳でなく代替案を用意しています。

例えば、上記２の例を挙げると
「本来の締め切りまでに提出することが出来ません。その代わりに、２日後の○日にご提案できます」
とか、
「ご意向に添い兼ねますが、過去に御社のご要望と近い案件がございましたので本来の締め切り日にはサンプルとしてご提示することが可能です。ご提示内容から頂いた意見を踏まえた上で、○日（延期日）に新たなご提案ができます」
など。

相手の要望を全て叶えることはできないけれど、「代わりにこういったことは出来ます」と伝えることが大切。
ただ、出来ないと断るだけとは異なり、相手の心証を良くし別の条件を引き出せたり、信頼関係が深くなったりすることもあります。

以上、３つの行動でした。
まず、「ああなりたい！」と思う憧れの人がいるなら、その人を真似ることから始めるのが鉄則だと聞いたことがあります。
「忙しい」と口に出したところで、仕事が片付く訳ではなく、却って気持ちが萎えてしまうことも。
口に出すメリットよりも、デメリットの方が多いと思います。

有難いことに、周りにカッコいいなと思う先輩方が沢山います。
少しでも近づくために、上記３点に気をつけてトライ&エラーを繰り返す。
これなら独りで心がけることができます。
仕事もプライベートも充実した日々を過ごしていきたいと思っています。