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心に寄り添って応援してくれるような邦楽ロックバンド「good on the reel」



良いことばかり起きるわけじゃない世の中。
だけど、どんな時も出来るだけ「優しく・正しく」いたいですよね。

そんな心に寄り添って応援してくれるような、優しくて強い曲を作るバンドがいます。
それが邦楽ロックバンド「GOOD ON THE REEL(グッドオンザリール)」です。

1台の試聴機がきっかけに

good on the reelが世に知られるきっかけとなったのは、1台の視聴機と口コミによるものでした。
メディアへの出演がほぼ無い中、1つの視聴機を発信源にリスナーの口コミによって噂が広まった彼ら。
インディーズデビューと同年の2011年に、1stミニアルバム『世界分の一節』と2nd ミニアルバム『シュレーディンガーの二人』を発売し、ワンマンliveは、即SOLD OUTとなりました。

バンド名の”GOOD ON THE REEL”は、英語の”~on the reel”=「~な感じ」というイディオムから、”なんか、いい感じ”という意味だそうです。
その後は3枚のミニアルバム『マリヴロンの四季』『オルフェウスの五線譜』『6番線の箱舟』の発売を経て、2015年『七曜になれなかった王様』でメジャーデビューを果たしました。

近年では、2017年には『小さな部屋』がドラマ『ホクサイと飯さえあれば』のEDテーマに、2019年には、『YOU&I』がドラマ『コーヒー&バニラ』のOPテーマ、『あとさき』がドラマ『左ききのエレン』のEDテーマとタイアップも続いており、今年2020年公開の映画『酔うと化け物になる父がつらい』では、主題歌として『背中合わせ』挿入歌として『禁断の果実』が使用されています。

good on the reelの魅力

good on the reelの魅力は、ボーカル千野隆尋さんの書く繊細な歌詞と、透明感のある伸びやかな歌声、ギター伊丸岡亮太さんの作り出す様々な曲調、そしてバンド全体の演奏力の高さにあると思います。
千野さん自身の体験や心を削って書いたかのような歌詞は心に響くものが多く、人々の共感を生む作品が多数あります。
ライブでは、千野さんは楽器を持つことなくハンドマイクを使って歌います。
ステージ上を自由に、大きく手を広げて全身で歌う姿はとても印象的です。

おすすめの1曲

筆者のおすすめの1曲は、4thミニアルバム『マリヴロンの四季』収録の『素晴らしき今日の始まり』という曲です。
叶わない願いや助けられない人、自分ではどうしようも出来ないと感じる事も多い世の中。
傷つかず、何にも恐れる事なく生きている人なんていない。
それでも、何もしないではいられないし、伝えたいと願ってしまう。
そんな日常を生きていく人達の背中を押してくれる深みのある曲です。
また、軽やかなメロディーラインに合わせて、サビ部分では千野さんの美しい伸びのある歌声が響き、感動的です。
心も晴れやかになるような透明感のある声と爽やかなメロディで、本当に1日の始まりにぴったりの曲だと思います。

楽曲のタイアップなどで注目を集める彼らは、今年7月にはワンマンlive
「GOOD ON THE REEL presents HAVE A “GOOD” NIGHT vol.91~94 ~ハンドアンドバンド~」
も控えています。
2019年には、自ら立ち上げたレーベルlawl recordsとしてユニバーサルミュージックアーティスツ合同会社とパートナーシップ契約を結びました。
新たな出発を果たした彼らから、ますます目が離せませんね。

※画像は公式サイトおよび公式Twitterより引用させていただきました

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