新横浜/昭和レトロ空間へようこそ！「新横浜ラーメン博物館」のご案内

ラーメン好きの間では聖地と名高い「新横浜ラーメン博物館」をご存知でしょうか？
“博物館”という名前を冠しているので、ラーメンの歴史や成り立ちを展示物とともに紹介している“だけ”の建物かと思いますよね。
しかし、新横浜ラーメン博物館こと通称「ラー博」は、実際には様々なお店のラーメンが食べられるフードテーマパークなんです♪
しかも、1994年オープンなので、なんと創業26年の老舗店（？）でもあります。

ちなみに、ラー博は入場料に380円（大人１人）が必要です。
エントランスから入ってすぐは、ラーメンの歴史や様々な丼が展示されていたり、ラーメン関連の書籍が紹介されていたりと、まるで本物の「博物館」さながら。
お土産売り場でラーメン関連のグッズまで売っています。

ふむふむ、ラーメンの発祥は室町時代まで遡るのね。
へぇーそうなんだ！

…って、これはこれで面白いんですが、でもっ！
私はラーメンがっ！食べたいんですっ！

実は、ラー博の真髄は地下にあり！
1階から地下への階段を降りると、その光景に思わず息を飲むはず。

天井には夕焼けが。
そして、眼下にはドラマのセットのようなレトロでリアルな建物が立ち並び、そこに現代の服装をした人々が楽しそうに歩いているのです！
むしろ、ぱっと見だとラーメン屋がどこにあるかわからないほど広々としている空間です。

実際に地下へ降りてみると、まさに昭和のノスタルジック溢れる街そのもの。
ラーメン店だけではなく、駄菓子屋やスナック、占いなど様々な建物も渾然と存在しています。
そんな中で地図を頼りに目的のラーメン屋を探すのもとても楽しいんですよ。

ちなみに、ラー博のコンセプトは「全国各地のラーメンを飛行機に乗らずに食べにいける」です。

そんなラー博には、2020年6月現在全国から6店舗のラーメン屋が軒を連ねています。
（※ラー博の営業再開は2020年7月7日予定）

山形県の「山形赤湯 龍上海本店」
北海道の「利尻らーめん味楽」
カナダ流鶏白湯の「RYUS NOODLE BAR」
沖縄の「琉球新麺　通堂 [居酒屋りょう次グループ]」
熊本県の「こむらさき」
福岡県の「博多・薬院 八ちゃんラーメン」

北から南まで勢揃い、どのお店にしようか目移りしちゃいますよね～。
そんな中で私が実際に食べたのはこちらのお店♪

年季の入った面構えのお店である「支那そばや」さんです！
軒にぶらさがる赤い提灯の下には、何やら腕を組んだ男性の写真が貼ってあります。

支那そばやと言えば、自家製麺、厳選食材ブームの火付け役となった佐野実氏の店舗で、「ラーメンの鬼」「食材の鬼」と呼ばれていたことでも有名ですよね。
その出張店舗がラー博の中にありました。

え？
「支那そばや」は、先程の6店の出店リストにない？（笑）

そう、ラー博の出店店舗は、契約期間による入れ替わりがあります。
だからこそ行くたびに新しいラーメンと出会えたり、逆に二度と出会えないラーメンを食べられたりと、何度も行きたくなるんです！

私が取材をした際にはあった「支那そばや」ですが既に撤退済みのため、現在のラー博内では食べることができません。
（どうしても食べたい方は、戸塚の本店へどうぞ♪）

そんな支那そばやの「ミニ醤油らぁめん」がこちら！
通常サイズは990円ですが、ミニなら600円とお得でしたよ♪
ちなみに支那そばや本店ではミニサイズは販売していません。
ラー博に出店中の全店ではミニを用意しているので、少食な方はもちろん、他のお店でも食べたい方はこちらがおすすめです。

肝心のお味ですが透き通った鶏ガラ醤油スープが、まさに絶品！
つい飲み干しちゃうぐらいの危ないスープです。
そして、麺もこれまで食べたことがないぐらい小麦粉の香りが強く、しっかりとした味わい。
長いシナチク、海苔、チャーシューなど一つ一つの具材が美味しすぎるので、これだけシンプルなのに旨味が強烈で全体の満足感が凄い！

さて、次はどこのお店にしようかな？なんて本当にテーマパークで遊んでいるみたいにラーメンを楽しめちゃうので、ラーメン好きの女性にこそおすすめ♪
雰囲気も素敵ですので、是非ラーメンの写真だけじゃなくて、自撮りはもちろん、昭和のレトロ風景をカメラに収めて楽しんでくださいね！

店名：新横浜ラーメン博物館
当日入場券：大人380円、学生・60歳以上100円、小学生以下無料
住所：横浜市港北区新横浜2-14-21
営業時間：11:00～22:00（日曜・祝日は10:30～）
定休日：年末年始（12月31日・1月1日）
電話番号：045-471-0503
公式サイト：https://www.raumen.co.jp/