かにぱん

永く愛される「かにぱん」にはたくさんの楽しさが詰まっている!

みなさんは「かにぱん」をご存知ですか?
私は20代の頃、この「かにぱん」に大変お世話になりました。
就職したての頃、給料日前の昼ごはんはたいてい「かにぱん」。
安くて美味しいので重宝してました。
他のパンに比べるとオシャレ感やインパクトは薄いのですが、パッケージのカニの絵がとても可愛らしく不思議な存在感を放っています。
そしてほんのり甘い懐かしい味わいと、少しモソっとしたような食感がなんともクセになってしまいます。
そんな「かにぱん」、実は食べる以外にも楽しむことができる一石二鳥のパンなのです。

「かにぱん」生みの親

静岡県浜松市の菓子メーカーで、三立製菓株式会社という創立が大正10年の老舗です。
昭和生まれならほとんどの人が知っているであろう、「チョコバット」や「源氏パイ」「カンパン」を生み出した会社です。
なんだか懐かしいですね。
昭和の初め頃、三立製菓さんの商品ラインナップはビスケットがメインだったそう。
言われてみればかにぱんの食感や風味は、どことなくビスケットに近いものを感じさせます。

「かにぱん」以外にもこんな種類があった

・1959年 かにぱんの先駆けとなった「サンリツパン」
・1971年 ボーリングのピンをモチーフにした「ストライクパン」
・1972年 パンダをモチーフにした「ランランカンカンぱん」
・1974年 初代かにぱん
・1975年 うさぎぱん
・1997年 鯛を型取った「まめったい」
・2004年 ミニかにぱん

すでに製造されていないものがほとんどですが、こうやって見ると全種類食べてみたくなりますね。

かにぱんお姉さん

三立製菓株式会社には「かにぱんお姉さん」というキャラクターが存在します。
その正体はこの会社で広報を担当する望月沙枝子さんという女性。
「かにぱん」をPRするため様々な活動を行って人気を博していらっしゃいます。
この方の存在があってこそ、「かにぱん」が永く愛され続けているのかもしれませんね。
かにぱんお姉さん公式Twitter
※画像は公式Twitterより引用させていただきました

「かにぱん」で遊ぶ

ずいぶん前からかにぱんは好きでしたが、「かにぱんで遊ぶ」ということはここ最近知りました。
先日久しぶりにかにぱんを購入してみると、袋の横に「かにぱんを楽しみながら食べよう!」との記載が。
公式サイトにもちぎってかにぱんというコーナーがあります。
「昔こんな記載あったっけ?」と思いながらよく見てみると、いくつか例が記載されていたので、「ただの子供だましだろう」と思いながらもちぎって組み立てて遊んでみました。
するとこれが意外と楽しく、童心に返ったような気分で遊んでしまいました。

私が考えた「かにぱん」変身後

パッケージに記載されていたもの以外に、自分で考えて変身させてみました!
・カメ

・『天空の城ラピュタ』のロボット兵

かにぱん

このような感じで楽しく遊んでみてください。
在宅ワークの気分転換や、暇すぎて何もすることがない時などにぜひオススメです。
可愛いかにぱんの姿に癒されますし、想像力がとても豊になりますよ。

注意点としては、素手で触りすぎると後から食べるのに抵抗があると思うので、お箸かビニール手袋などを使って遊ぶことをオススメします。

「かにぱん」レシピ

三立製菓株式会社のホームページにいくつかレシピが載っており、サンドイッチやエッグベネディクト、フレンチトーストや揚げパンなど様々なアレンジを楽しむことができます。
かにぱんは味が素朴で、他の食材のジャマをしないので使いやすいのだと思います。
見た目も可愛いですしね。
かにぱんクッキングはこちら

かにぱんはどこで買える?

私は「パンコーナーのある店であればどこにでもある」と思っていました。
ですが、実は今回スーパーやコンビニを数件回ってやっと手に入れたのです。
私の住まいが片田舎だからなのかもしれませんので、都会では案外手に入りやすいかもしれません。
一番確実なのはネットでの購入ですね。
調べてみると、ミニかにぱんにはチョコやメロン風味などもあるみたいですので、色んな味を楽しんでみてくださいね。

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