京都/京丹後市 大人が楽しむ海の京都

「京都って海があるの⁉」と驚かれる方もよくいらっしゃいますが、あるんです海が!
京都府北部に位置する「京丹後市」。
海と山に囲まれた自然豊かな場所です。
京都市内や大阪市内から車で2時間半ほど、電車ですと3時間ほどの所にあります。
春から秋初旬にかけては沖縄に匹敵するくらい、とてもとても美しい海を見る事ができます。
特に初夏は、青々と生茂る新緑とエメラルドグリーンの海がとても映える、美しいパノラマ風景に出逢う事ができます。

「通」は北部を目指す

大人になるとありきたりの観光地には飽きてしまい、知る人ぞ知る場所に行きたくなりませんか?
そう、京丹後市はまさにその言葉にぴったりなロケーションなんです。
京都旅行というと、清水寺や金閣寺のある京都市内のイメージが強いかと思いますが、実は京都は広いんです!
そして京都の北部こそ歴史の古い神社やお寺がたくさんありますし、海の幸山の幸を思う存分に堪能できるスポットなんです。
そんな海の町京丹後市にある、海外からも観光客が訪れる素敵なお宿と美味しいお料理をご紹介いたします。

間人(たいざ)

今回ご紹介する宿は「間人」という地名の場所にあります。
変わった名前でしょ?
写真は「立岩」という周囲が約1Kmにも及ぶ一枚岩で、間人のシンボルとして地元の人達に親しまれています。
間人は「間人蟹」で有名な土地で、冬になると蟹目当ての人々が集まってきます。
関西の有名な芸能人なんかも蟹を求めてお忍びでよく来ているそうですよ。

海辺のうまし宿 とト屋

丹後の海辺に佇む、小さなほっこりとする宿「とト屋」。
とても元気でアクティブな女将さんが切り盛りされています。
そしてさすが海の町!お魚が新鮮でとても美味しいんです!
トロッととろけるようなイカのお刺身や、噛むほどに旨みが増すバイ貝。
その他のお料理も地元の食材がふんだんに使われおり、贅沢な献立の品々に私の胃袋はご満悦でした。

宿泊

私は冬の温泉宿では、ほぼ周辺観光はせず温泉に入り、料理とお酒をひたすら堪能するという過ごし方が好きです。
このお宿もそんな楽しみ方をするのにうってつけなのではないかと思います。
部屋数は10室、そして全ての部屋がオーシャンビューという非常に贅沢で大人な空間を楽しめるお宿です。
宿から歩いて5分ほどの場所に道の駅「てんきてんき丹後」がありますので、珍しいおつまみと地酒を買い込んで部屋でまったり過ごすのも良いかと思います。

店名:道の駅 てんきてんき丹後
住所:京都府京丹後市丹後町竹野313-1
営業時間:
お土産コーナー
・通年 9:00~17:30
喫茶コーナー
・3月~11月 9:00~17:00
・12月~2月 9:00~16:30
フードコート
・3月~11月 11:00~17:30
・12月~2月 11:00~17:00
(オーダーストップは上記の30分前)
定休日:
・7月 第2火曜日
・8月 第4火曜日
・12月31日
・上記以外の月:第2・第4火曜日
電話番号:0772-75-2525
公式サイト:http://tenkitenki-mura.jp

アクティビティで自然を満喫

お天気や季節が良ければ、外に出てみるのもいいかと思います。
春と秋の丹後は海からの風がとても心地よく、潮の香りが心を穏やかにしてくれます。
そんな丹後が満喫できるツアーが、ここ「とト屋」さんでは楽しむことができます。
地元の漁師さんやガイドさんが、丹後の海や山の魅力をたっぷりと案内してくれる「青の洞窟コース」や「野草摘みハイキング」など様々な体験ができます。
宿にはレンタサイクルもありますので、海を眺めながら自転車を漕ぐのもとても気持ちいいかと思います。

丹後は米と酒の産地

「米どころ」というと新潟など東北地方が有名ですが、京丹後も負けず劣らずの米の産地なんです。
京丹後のお米は、粘り気のある噛めば噛むほど甘みが増す非常に美味しいお米です。
そんな美味しいお米のある京丹後には酒蔵もたくさんあり、様々なお酒を堪能する事ができます。
とト屋の中にある「カフェPina」では、そんな丹後の地酒を心ゆくまで楽しませてくれます。

まとめ

京丹後市はあまり知られていない土地ですが、野球の野村克也さんや俳優の太川陽介さん、プロレスラーの中邑真輔さんの地元でもあるんですよ。
お米もお酒も海産物もとても美味しい土地ですので、是非一度足を運んでみて下さい。

宿名:海辺のうまし宿 とト屋
住所:京都府京丹後市丹後町間人566
電話番号:0772-75-2639
公式サイト:http://u-10108.com



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