〜独活のススメ Vol.10〜 1年に1度の全身メンテナンス!「人間ドック編」
お仕事、お疲れ様です。
「独活」が趣味の30代後半(にいよいよ突入!)の一筆になです。
独活とは?
クリスマスやお正月と慌ただしくイベントが過ぎ、あっという間に1月も終わろうとしています
(あまりに早く時が経ってしまう為、年が明けたという実感がありません笑)。
今年1年間を元気で過ごすために。
30歳を過ぎてから毎年必ず、年末か年始に人間ドックを受けるようにしています。
人間ドック自体が自分磨きですが、他の独活を楽しむためにも私にとって受診は不可欠です。
今回は、年1回人間ドックを受けるメリット3つをご紹介したいと思います。
その1 定期的な身体のメンテナンスができる
1日で、全身くまなくチェックが出来ます。
検査項目は、体重、身長に始まり「骨密度・体脂肪率・肝機能・腫瘍マーカー・乳腺診察・婦人科検診…etc」何十種類もの検査を1回で受けられます。
所要時間は、(受けるコースによって異なりますが)大体3〜4時間程。
プラスして、内視鏡検査を受ける場合は、5〜6時間位が目安です。
また医療機関によっては、女性検診者専用の「レディースディ」を設けているところがあります。
婦人科検診は大抵女性の医師が担当し、診察してくれるので安心です。
以前、有名な歌舞伎役者・市川海老蔵さんの妻小林麻央さんが乳がんでお亡くなりになった、とても悲しい報道がありました。
改めて、乳がんの恐ろしさを感じた方も多いのではないでしょうか。
同時に、「ピンクリボン運動」が注目を集めています。
「ピンクリボン運動は、アメリカの乳がんで亡くなられた患者さんの家族が“このような悲劇が繰り返されないように”との願いを込めて作ったリボンからスタートした乳がんの啓発運動です。」(引用元:http://www.j-posh.com/about/pinkribon/)
「気づいた時には、遅かった」。
などという事態を避けるために、乳がん検診を忘れずにオプションとして入れています(既に検査項目に入っている医療機関もあるので、各自病院へご確認ください)。
早期発見に必要な検査は「乳房触診+乳房超音波検査+乳房X線検査(いわゆる、マンモグラフィと呼ばれるもの)」!医師の話によると、どの検査が欠けても片手落ちになってしまうそうです。
受けられる方は、是非3点セットの受診をお勧めします。
このように、1年に1度人間ドッグを受ける習慣をつけることで、身体のメンテナンスの更新が出来ます。
体の異常が分かれば最小限のコスト(余計な検査をせずに済むなど)で治療ができるため、人間ドッグを受けるメリットがあると考えています。
その2 長期的には安く、普段の診察にも役立つ
普段全く健康診断を受けない人が「最近どうも調子が悪いな」と感じ病院へ行くと、思いがけず重大な病気が発覚した、なんてことがよくあるようです。
その場合、病気がかなり進行している可能性があります。
また病状によっては、高額な入院費や治療費が掛ってしまいます。
具体的には癌の治療だと、いくら高額療養費制度があるにしても長期間の治療ともなれば総額100万円以上かかってしまうこともあるとか。
一方、人間ドックの代金は(コースによりますが)1回平均約4〜9万。
しかも、1年に1度のペースで受ければ、早期の治療が出来ます。
結果的にあまり費用が掛からなかった、というケースが多いようです。
また、人間ドックの検査結果を他医療機関で使用できるというメリットがあります。
仮に、1年の内で体調が悪くなり人間ドックを受けた場所と違う病院に掛かったとしたら。
診断時に、最新の結果一覧を提出すると大いに役立つそうです。
なぜなら、人間ドックを同じ医療機関で受けると、検査結果の履歴が(最新の情報を除くと)通常過去2年分載るからです。
遍歴を医師が把握できるため、検査をする前から患者がどのような体質なのか、容易に想像しやすいそう。
よって、無駄な検査は省き、必要な検査だけ受けられる場合があり大変便利です。
その3 毎年受ければ、自分で体の変化が分かる
人間ドックを毎年恒例にしてしまえば、体調管理への意識が変わります。
先述の通り、同じ医療機関で継続して受ければ「検査結果の履歴が最新の情報を除くと過去2年分載る」のが一般的です。
ですから、体重や骨密度、肝機能などの数値の推移が一目瞭然です。
私は、お酒を飲む機会が多いせいか(?!)脂肪肝の診断を下されてしまいました。
休肝日を取る。
白いご飯は控える。
遅い時間の夕飯は摂らないetc…。
人に注意されるよりも、こうした科学的な数値は自制する力に大きく働きます。
3年前の自分と比べて、現在の自分は劣化していないか。
再確認する良いメルクマール(指標)になります。
いつまでも、健康でいるために
以上、メリット3つでした。
何事も、命あっての物種。
健康があってこそ、仕事や趣味など様々なことが出来ます。
これからも、年1度の人間ドックは欠かさず(脂肪肝を悪化させず)仕事に、プライベートに、と頑張っていきたいと思っています。
本年も宜しくお願い致します。