神奈川だけど、華やかな「薔薇トースト」でベルサイユ気分に浸ってみた

今年の夏は、本当に暑かったですよね…。

ほとんど毎日が猛暑日で、家ではほぼ24時間冷房はつけっぱなし。
リモートワークで家から出ない分には、例年の夏より快適に過ごせたぐらいです。

しかし、一歩外に出ればそういうわけにはいきません…。

灼熱の太陽、痛いほどの紫外線、火傷しそうなほど暑いアスファルト。
日傘をさしながらでも外を10分歩けば、汗でびっしょり。家であんなに塗りたくった日焼け止めもどろどろ…。

何より今年の夏は、マスクが苦しい~~~!!と散々でした。(9月に入った今もですけれど…)

しかも、自宅にいる時間も多かったので、筋肉も体力も落ちていて、出かけるたびにフラフラ。

そんな私が外に出れば、まるで蝶のように喫茶店から喫茶店へと飛びまわるのは仕方がない話ですよね?

平塚駅からすぐのカフェ「Porte Bonheur(ポルトボヌール)」

薔薇トースト

神奈川県の平塚駅で用事を済ませた後も、駅の近くに喫茶店がないかとキョロキョロしていた私の目に飛び込んできたのは、「Café Porte Bonheur」という看板。

不覚にもこれまで見過ごしていました。
平塚駅には何度も訪れたことがあるのですが、つい横のガストに吸い寄せられていたことを、反省。

トントントンと2階の入り口まで階段をあがっていくのすら一苦労の有様ですが、店内に入ると、予想以上にオシャレで落ち着ける空間にホッとしました。

薔薇トースト

すぐに女性店員さんが「いらっしゃいませ」とにこやかにメニューを持ってきてくれたのですが、私が頼むものはもう決まっています。

この暑さなら、アイスコーヒー一択!

…とは言え、少しお腹がすいたのでスイーツでも食べようかな?なんて軽い気分でメニューをパラパラとめくっていると、ナポリタンなどの軽食に混じって「薔薇トースト」という不思議なメニューを発見!

一瞬で頭の中でアニメ「ベルサイユのばら」の主題歌が流れ始め、矢も楯もたまらず「薔薇トーストもお願いします!」と追加オーダーしちゃいました(笑)
ベルサイユのばらをご存知ない方はぜひ、はらあゆたさんの記事を読んでみてください。
魅力的な登場人物がたくさん登場する、フランス革命前後のベルサイユが舞台のこの作品 、一生に一度は読むべきと言っても過言ではありませんよ。

こちらが「薔薇トースト」です!!

トーストとは思えない、期待以上の美しさと華やかさに胸が高鳴り、心の中で「オスカル様!」と叫びました。

ちなみに、薔薇の花びらになっているのは、林檎のコンポート。
コンポートとは、果物を砂糖やワインなどのシロップと一緒に煮たもので、形が崩れにくく砂糖が少なめなのでフルーツの味わいも濃厚なんですよ。

それにしても、横から見ても立体的で見事な薔薇です。

こんなに気高く咲いている薔薇。
崩してしまうのがもったいなくなりますよね。

薔薇トースト

メープルシロップを蜜のように薔薇の上にたらし、花びらをそっと一枚一枚散らすように食べていくと、林檎のコンポートの優しい味わいとメープルシロップのダブルの甘さにしびれます。

大のお菓子好きと言われたマリーアントワネットも、このトーストなら満足するはず。

下のトースト部分には、そえられたクリームをつけてみたり、シナモンをふってみたりと変化をつけながらも完食です。

Porte Bonheur(ポルトボヌール)の意味とは

食後にアイスコーヒーを飲みながら、まったり。
ふと、店名の“ポルトボヌール”の意味を先ほどの女性店員さんに聞いてみると、「フランス語で“幸せをもたらすもの”という意味ですよ」とのこと。

店名のロゴをよく見ると、確かに幸せのお守りでお馴染みの四つ葉のクローバーが。

人によってそれぞれでしょうが、私にとっての幸せをもたらすものって、やっぱり“美味しいグルメ”なんですよね。

あなたの“ポルトボヌール”は何ですか?

店名:Porte Bonheur(ポルトボヌール)
住所:神奈川県平塚市紅谷町6-24 添田ビル 2F
営業時間:7:30~19:30(L.O.19:00)、
※モーニング 07:30~10:00
定休日:第3水曜日
電話番号:070-1274-8080

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