東京/渋谷/Bunkamura ザ・ミュージアム「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」
リヒテンシュタイン侯爵家が所有している美術品を大公開するとのことで、Bunkamura ザ・ミュージアムへ行ってきました。
公式サイトに貴族の宮廷空間に誘ってくれるって書いてあるし、リヒテンシュタイン侯国にいる気分を味わえたら最高だなって。
いつか行ってみたいなヨーロッパなんて思いながら、渋谷駅に降り立ちました。
・・・ちょっと期待値上げすぎました。
公式サイトが良く出来すぎ。
歴史に沿って絵画と陶磁器を並べてある、よくあるタイプの美術展です。
もちろん美術品としての価値は素晴らしいものばかりなので、観に行く価値はじゅうぶんにあります。
でも、宮廷空間ではなかったかなぁ。
日本とオーストリアの国交150周年を記念して国立西洋美術館でハプスブルク展が開催されるので、その流れで、みたいなやっつけ感があるのかしら。
大人の事情的な。
インスタレーション流行りのこの時代に宮廷の一部を再現しているわけでもないし(だから宮廷空間とまでは感じなかったのかも)
それと美術品の横にある解説に主観が入りすぎていて、それがちょっと上から目線なのも「この解説者さんイヤイヤ仕事引き受けたのかな?」とか、余計なことが気になってしまいました。
豪華絢爛、夢の世界にショートトリップするならハプスブルク展の方が良さそうなので、そちらを楽しみに待ちたいと思います。
場所:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
開催期間:2019/10/12(土)~12/23(月)
*10/15(火)、11/12(火)、12/3(火)のみ休館
開場時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_liechtenstein/