東京/墨田区 両国国技館の名物「国技館やきとり」で独り相撲を始めます!

「すーじょ」という言葉を聞いたことがありますか?
「スー女」と、変換し直せばピンと来る方もいるかもしれませんが、実は“相撲好き女子”のことを指す呼び名です。
親が相撲好きであるため、当然のように子どもの頃から私も軽い「スー女」でした。

ただし、それはテレビ越しの話。
十両以上の力士の顔と四股名を覚えていたり、贔屓の力士がいたりする程度で、流石にこれまで両国国技館まで観覧しに行ったことはありませんでした。

“相撲はテレビで観るもの!”や“マス席は高い!”と言った思い込みもありましたが、やはりネックは周りにスー女の友人がいないこと。

一人両国国技館で大相撲を観戦するのは憧れでしたが、無理なんだろうな…と思いつつ、諦めきれずネットで調べてみたところ、3,800円のチケットを発見!
(2階後方椅子席)

善は急げとさくっとチケットを取得し、いそいそとやってきました。
初両国国技館!

NHKでのテレビ放映は16時頃からなのですが、両国国技館の開場は10時から。
せっかくなので両国国技館内を探検しようと早めに来場しました。

ちなみに、私には両国国技館に行くことになったら絶対に食べたい“伝説の食べ物”がありました。

その名も『国技館やきとり』!

両国国技館の地下には、実は日本一の規模の巨大な“焼き鳥工場”があるんです!
そのミスマッチさに思わずぽかんとしてしまいますよね(笑)

なぜ「両国国技館」で「焼き鳥」なのかには、ちゃーんと理由があります。
鶏を頭に浮かべてみてください。
そう、2本足だけで立っています。

相撲は「土俵に手をついたら負け」なので、2本足で“手をつかない”鶏というのは力士にとって縁起が良いんですね。
つまり、験担ぎです。

ちなみに“焼き鳥”なのは、お客様側の都合。
相撲観戦しながら食べやすいのが一番!というわけでした。

十両取り組み直前だと混雑必至なので、開場してすぐに売店へ直行し『国技館やきとり』を一人分get!
これであとは心置きなく両国国技館を満喫できます♪

両国国技館ならではの楽しみ。
それは、贔屓の力士の“入待ち”“出待ち”
国技館の力士専用出入り口付近に待機して、贔屓の力士がこれから両国国技館に入場する様子を見学しに行きました!

この渋い紺色の紋付袴の力士が、私の推し…もとい贔屓の力士、遠藤関です!
永谷園のお茶漬けのCMに出演されているので、ご存知の方も多いはず。

やはり、間近でお相撲さんを見ると大きいなぁとか、普段はこんな紋付袴を着ているんだなぁとか両国国技館に来て初めてわかることばかりです。

しかも、スー女向けに力士フレームのプリクラまで(笑)
これは良い記念になりますよね。
その後もちゃんこの試食をしたり、相撲博物館を観たり、お土産屋を冷やかしたり、ビールを購入したりと、大満足!

さて、肝心の『国技館やきとり』の中身をご紹介。
「相撲みやげ」というおしぼりつきの箱を開封すると、つくね2本と正肉3本の5本がお目見えします。

ちなみに、国技館やきとりは“冷めても美味しい”がウリ。
そのため独自の製法と秘伝のたれを組み合わせているというからワクワクしますよね。

先程購入したビールも開け、まずつくねをパクリ。
甘みの濃いタレがじゅわっと染み込んだつくねはビールに最高にあうっ!
正肉も冷たいのが気にならないぐらい柔らかいことに驚きました。
しかも旨味がぎゅっと凝縮されて美味しいっ!

焼鳥と言えば焼き立て、という固定概念が『国技館やきとり』の美味しさの前にガラガラと崩れてしまいました。
「相撲みやげ」とあるように、両国国技館での大相撲観戦後にお土産にするのも喜ばれそうです。

あなたも両国国技館の『国技館やきとり』で独り相撲(観戦)デビューはいかがでしょうか?

店名:国技館サービス株式会社
東京都墨田区横網1-3-28(国技館内)
営業時間:観戦チケット販売期間中は毎日10:00~17:00
観戦チケット販売期間以外は平日10:00~16:00
定休日:観戦チケット販売期間以外は土日祝日
電話番号:03-3625-2111(代)
公式サイト:http://www.kokugikan.co.jp/index.html

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