JUDY AND MARYの夏ソング♪爽快でちょっと切ない名曲たち

もう少しで夏がやってきますね!
みなさんは、夏に聴きたくなる音楽がありますか?

私は夏が近づいてくると無性に聴きたくなるアーティストさんがいて…
それが、JUDY AND MARYなんです!

JUDY AND MARYとは?

JUDY AND MARYは、4人組のロックバンド。1992年に結成されてから数々のヒット曲をリリースし、紅白歌合戦にも2回出場しています。そして、2001年に解散しました。

JUDY AND MARYの魅力はなんといっても、ボーカル YUKIさんの圧倒的な歌唱力。かっこよさと可愛らしさを併せ持ち、幅広い表現力のある素晴らしい歌声です。
そして、ギター TAKUYAさん、ベース 恩田さん、ドラム 五十嵐さんはそれぞれ作曲も担当しており、多彩な楽曲が数多く誕生しました。

今回は、ベストアルバム「The Great Escape」の中から、夏に向けて聴きたい曲をご紹介します。夏にぴったりの、アップテンポでテンションが上がる曲を選んでみました♪

「Over Drive」

シンプルなロックサウンドに、YUKIさんの伸びやかな歌声が映える、爽やかな1曲!
リリース当時は、トヨタ・カローラツーリングワゴンのCMソングとしても起用されていました。

楽しい予定の前日の、ワクワクドキドキするような感じ。
とても心地よい高揚感につつまれる1曲です。良い天気の中、ドライブで聴いたら最高!

「ラッキープール」

まさに夏!という1曲。イントロの電子音がとても印象的です。
かわいらしくて、でもちょっと切ないような絶妙な歌詞もステキなんですよね。
出だしの歌詞はこんな感じ。

知らない間に眠ってた 午後の風の中で
日に焼けた鼻 汗ばむ胸 ぬるくなった缶ビール
昨日はあんなに傷ついて ヒリヒリしてたのに
小さくかけてたステレオから うれしい曲届いた
引用元【ラッキープール】作詞:Tack and Yukky

夏の、暑くてすこし気だるいような空気が伝わってきます。
そして、私がとても好きな歌詞が2番Aメロ。

開いた花びら震えてる 晴れた空の下で
古びた時計捨てる勇気を だんだんわかってく
あなたの笑顔を見ていたら 胸がイタクなった
永遠なんてわからないけど 優しい人になろう
引用元【ラッキープール】作詞:Tack and Yukky

この曲は、JUDY AND MARYの解散が決まってから発表された曲なんです。
それを踏まえて聴くと、楽しさの中にある切なさが、また違った深みをもって感じられます。

「くじら12号」

疾走感抜群!走り出したくなるような、爽快な1曲。
YUKIさんの伸びやかな歌声、サビの高音もしびれます!

ところで、「くじら12号」ってどういう意味なんでしょう?

実はこの曲、サッカー日本代表の応援歌の意味も持っているみたいなんです!
『12号』というのは、サポーターの背番号を表す12番のこと。ギターのTAKUYAさんは大のサッカー好きとしても知られているんですよ。

そう考えてみると、歌詞の中にある『ドルフィンキックでしびれてみたいな』の意味も想像がふくらみます!

「そばかす」

言わずと知れたJUDY AND MARYの名曲!
アニメ「るろうに剣心」のオープニング曲でもありました。

この曲は、YUKIさんの魅力が存分に発揮されているんですよね。
歌詞は、かわいらしくて切なくて、ちょっと生意気な女の子を描いていて。それがYUKIさんの歌声やキャラクターにドンピシャなんです…!最高にかっこよくて可愛い。

想い出は いつも キレイだけど
それだけじゃ おなかが すくわ
本当は せつない夜なのに
どうしてかしら? あの人の笑顔も思いだせないの
引用元【そばかす】作詞:YUKI

カラオケでも定番の1曲。盛り上がること間違いなしです!

「Brand New Wave Upper Ground」

こちらも、ロックサウンドが爽快な1曲!
夏のムードたっぷりで、切ないけど前向きな歌詞も最高です。

曖昧なままで ここまで泳いできたけど
つないだ指先 未来教えてくれるから
はぐれた 心ひとつにして
引用元【Brand New Wave Upper Ground】作詞:YUKI

この曲は、サビから雰囲気が変わる感じがすると思うのですが、実はサビで突然転調しているからなんですよね。かなり唐突な転調なのですが、それがなんとも絶妙でクセになる!

そして後半にかけての曲の盛り上がりも良い。英語の歌詞でガンガン歌うYUKIさんが最高です!

夏を彩る名曲たち

JUDY AND MARYの夏ソング、いかがでしたか?
解散から20年も経ちますが、全く色褪せない曲ばかりで驚きました。本当に名曲だらけ!

そして改めてじっくり聴いてみると、疾走感や爽やかさだけじゃなくて、どの曲にも『切なさ』があることに気づいたんです。
夏って、なんだか切ない感じもするじゃないですか。でも、それこそ夏の醍醐味というか、魅力なんだなと思います。

みなさんもぜひ、JUDY AND MARYの曲を聴きながら、これからの季節を満喫していきましょう♪

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