家庭菜園のミントでこの夏はモヒートを楽しむ
私は現在、田舎で家庭菜園をしており、いくつか作物を育てています。
その中で、初心者の私でも簡単に栽培できたのがミントです。
成長も早いですし一気にたくさんの葉が付きますので、すぐに達成感を味わうことができます。
お料理やドリンクに少し添えるだけで食卓が華やかになりますし、爽やかな香りに心も癒されます。
ベランダ栽培も可能ですので、香りが苦手でなければぜひ生活の一部にミント栽培を取り入れてみてください。
ミントの種類
ミントにはたくさんの種類があります。
よく知られているものはこちらです。
・スペアミント(ガムや歯磨き粉の香料に良く使われています)
・ペパーミント(メントールの含有量が多く、スペアミントよりもきついといわれています)
・ニホンハッカ(メントール成分が多く、タバコの香料や医薬品などに良く使われています)
・ヒメハッカ(日本に自生する在来種で、現在は準絶滅危惧種になっているそうです)
・アップルミント(リンゴのような甘い香りが特徴で、ハーブティーとして使われることが多いです)
・パイナップルミント(ハーブティーや料理にも使われますが、見た目がオシャレなことから観賞用としても人気が高いようです)
今回私は、ペパーミントとアップルミントの栽培にチャレンジしました。
ミントを育てよう
<ペパーミント>
ハーブを育てるのはとってもカンタン。
中でもペパーミントは家庭菜園初心者にオススメです。
・生命力が非常に強いので、ほとんど肥料を与えなくても大丈夫。
・強力なメントールが害虫を寄せ付けないので、虫除けとしても活用できる。
・水やりは乾燥に気をつけて与えれば大丈夫。
<アップルミント>
我が家ではペパーミントの他に、アップルミントも栽培しています。
・繁殖力が強い
・水は表面が乾いてきた頃に。やりすぎに注意。
・りんごのような甘い香り
・生で使うことでより香りを楽しめる
どちらも日当たりが良く、風通しが良ければ室内で栽培ができますし、ほぼ一年を通して収穫できます。
これなら初心者やマンション暮らしの方でも栽培できそうですね。
あまり神経質にならなくても、私の場合水やりさえしっかりしておけば、いつの間にかワサワサと元気に育っていました。
モヒートとは?
キューバのハバナが発祥の地で、ラムをベースとしたカクテルです。
日本で飲まれているモヒートは、ほんのり甘くミントの爽やかな香りとライムのさっぱりした口当たりが魅力です。
ただ本場のキューバで飲まれているものとは味がかなり違うようで、本場ではミントではなくイエルバ・ブエナという、普通のミントに比べると野性味あふれる個性的な香りのハーブが使われているそうです。
夏はモヒートで気分を涼しく
夏はビールもいいですが、私は無性にモヒートが飲みたくなります。
爽やかでスーとする清涼感が、夏の暑さを和らげてくれます。
見た目も涼しいですし、オシャレな感じがまたいいですよね。
材料は、
・ミント
・ライム
・砂糖(私はきび砂糖を使いました)
・炭酸
・ラム酒
と、手に入りやすいもので作れます。
レシピは、ミントシロップを作って割るものや、ミントを粉砕して作るものまで様々ですので、色々試してみるのも楽しいと思います。
モヒートに合うおつまみ
・チョコレート
・ドライフルーツ
・ナッツ
・チーズ
・タコスやナチョスなどのラテン料理
・肉料理
など濃いめの味付けのものとよく合います。
お酒が苦手な方にはノンアルコールのモヒートを
「アルコールは苦手だけど飲んでみたい」という方にはノンアルコールのモヒートがオススメ。
ラム酒を入れるか入れないかで調整ができますので、アルコールが苦手な方でも楽しむことができます。
朝食の時などにミントウォーター感覚で飲むのもオススメ。
ミントを使ってオシャレに手作り
・マウスウォッシュ
・入浴剤
・虫除けスプレー
・ミントティー
・ミントシロップ
家庭菜園のミントがこんなにも様々なものに変身するって、なんだかワクワクしませんか?
それに、生活の一部にミントがあるだけでなんだかとてもオシャレで、いつもの生活がワンランク上がったような気さえしてきます。
ミントの種まき&苗植えの時期は、3〜6月と9月〜11月頃です。
夏までに育てたいという方でもまだ間に合いますので、この機会にぜひチャレンジしてみては?