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ミラ・ジョヴォヴィッチは最高で最強! 映画「ウルトラヴァイオレット」

2021年のゴールデンウィークも終わりましたね。
今年はどのように過ごされましたか?
思えば、昨年のゴールデンウィークは全国に新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態宣言が発出されており、我慢を強いられるお休みでした。
「来年のゴールデンウィークは楽しく過ごしたいな」
大半の方が思ったのではないでしょうか?
しかし、全国的な緊急事態宣言は出されずとも、今年も半ば同じような状況下でゴールデンウィークを迎えることになろうとは…。
期待しては裏切られの連続で、もうなにをどうしていいやら…。ほんと、コロナめ。イライラ、モヤモヤします。

さて、ぼやいていてもどうにもなりません。
スカッとする映画でもみて、イライラを解消しましょう!
そんなわけで今回ご紹介する映画はミラ・ジョヴォヴィッチ主演の「ウルトラヴァイオレット」です。



では、あらすじを簡単に

21世紀末、アメリカの兵器研究室があるウィルスを発見。軍の兵士用の肉体増強剤を作ろうとしたのですが、代わりに恐ろしい感染症が生み出され瞬く間に世界中に蔓延します。
感染者は“ファージ”と呼ばれ、超人的な知能と運動能力が身に着きますが、感染後12年で命を落とす運命に。
ファージの能力を恐れた政府は彼らを医療施設に収容しますが、そこから出てきたものはひとりとしておらず…。生き残ったファージ達は抵抗軍を結成し、政府への反撃を始めます。やがて、政府はファージ絶滅の切り札となる最終兵器の開発に成功。ファージ側はその情報をつかみ、最強の殺し屋ヴァイオレットを送り込みます。彼女は、かつて感染した夫を目の前で殺され、自身も感染し妊娠中の子供までも中絶させられて、一瞬にして全てを失ったという過去の持ち主。彼女は最終兵器の入ったケースを難なく奪い去ることに成功。しかしその直後、最終兵器がわずか9歳の少年であることを知り・・・。

作品情報

監督はカート・ウィマーです。1964年生まれ。アメリカの脚本家・映画監督です。
監督作は『リベリオン』(2002)『ウルトラヴァイオレット』(2006)『ラストリベンジ/怒りの標的』(1995)と3作しかありませんが脚本家としては『リクルート』(2003)『ソルト』(2010)『トータル・リコール』(2012)などの話題作を数多く手掛けています。
彼が考案した「ガン=カタ」は(ガン(銃)と日本武術のカタ(型)の組み合わせによる架空の近接格闘術)『リベリオン』に次ぎ本作でも登場しています。
本作は女性が主人公ということでバレエの動きを取り入れ、より滑らかなアクションになっているようです。

主演はミラ・ジョヴォヴィッチです。1975年生まれ、ウクライナ出身です。
5歳の時にロサンゼルスに移住。11歳からモデルとして活躍。
多くの雑誌の表紙を飾り、ミラノ、パリ、ニューヨークのコレクションショーにも出演します。
映画デビューは1988年『トゥー・ムーン』でヒロインの妹役でした。
その美貌と演技力で一躍注目されたのはリュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』(1997)のヒロイン役でした。彼女が身に着けていた包帯のような衣装はジャン=ポール・ゴルチエによるデザインだそうですよ。
代表作はゲームを実写映画化した『バイオハザード』シリーズ。3月に公開され話題となった『モンスターハンター』もそうですが、ゲームの実写化は無機質で人間離れしたイメージを持つ彼女にピッタリ。

ミラの真骨頂

本作の見どころはなんといってもミラのアクションシーンです。
たとえどんな窮地に立たされたとしてもバッタバッタ敵をなぎ倒していきます。
もう、圧倒的な強さを見せつけます。
どうやら、監督のカート・ウィマーが、なんだかんだ言っても勝つのはヒーローなのでヒーローが苦戦することは好まないという独特な美学の持ち主らしいです。
この役を演じるにあたり、「オリンピック選手並みのトレーニングを積んだ」ミラのアクションの切れ味、ポージングの美しさは圧巻です。
全編CG処理された画面に耐えうるのはミラだからこそです。
今年も不発に終わってしまったゴールデンウィーク。モヤモヤしていてもきりがないので、アクション映画でスカッとしませんか?

【ウルトラヴァイオレット】
監督:カート・ウィマー
脚本:カート・ウィマー
出演者:ミラ・ジョヴォヴィッチ
キャメロン・ブライト
ニック・チンランド
ウィリアム・フィクナー
セバスチャン・アンドリュー
製作年:2006年
製作国:アメリカ

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