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マンガ「アラサーちゃん」峰なゆか著 元AV女優が描く現代版オンナの幸せ解体新書!

様々なライフスタイルが多様化するこの現代、女の幸せなんてまさに千差万別。
愛する人のお嫁さん、結婚して専業主婦、独身でバリキャリ街道まっしぐら、自分の正解が誰かの正解とは限らないし、何ならそもそも自分の正解すらわからない。
自分の人生、これからどーなるの!?
そんな疑問を常日頃から抱えながら毎日を過ごしているという女性もきっと多いのではないかと思います。

そんな皆さんに読んで頂きたいのがこちら、マンガ「アラサーちゃん」。
主人公であるその名の通りアラサー真っ盛りなアラサーちゃんと彼女を取り巻く友人、恋愛模様を描いた四コマ漫画となっています。
アラサー女性の恋愛や周辺の人間関係にまつわる様々な「あるある!」エピソードが山盛りとなっているマンガで、読者からは多数の共感の声を呼んでいるそう。
2014年にはアラサーちゃんのモデルとなった壇蜜さんを主演として、ドラマ化もされた作品です。

アラサーちゃんはフリーランスのデザイナー。
元恋人?のオラオラくんはベンチャー企業の若社長。
友人のゆるふわちゃんは学生時代から変わらない童顔を武器にし、アラサーちゃんの想い人である文系くんはなかなか彼女の思いには気付かない…
という、登場人物のエピソードだけでも「こんな人いるいる!」という要素が満載。
さらに
「プレゼントでもらったロク〇タンのハンドクリームが使い終わらない」
「女子の言う可愛いはFacebookのいいね!と同義語」
「女の不倫は予防接種、若いうちに済ませるべき」
「特に褒められるところのない女ほど色白だという自負が強くなる」
など、1ページめくるたびにアラサー世代の女性であれば「めちゃくちゃわかる!」「あれは私だけが思ったんじゃないんだ…!」というエピソードや人生の教訓ともなるような痛烈な金言が満載の本作。
女同士だからこその共感の話や確執、そして男と女の一筋縄ではいかない恋愛模様…
モテと自我の間で立ち位置を決めかねているアラサーちゃんのように、日々いろんな人間関係に巻き込まれたり巻き込んだりな女性にはぜひ一度読んで頂きたい作品です。
女にとっての、自分にとっての本当の幸せとは一体何なのか…?
アラサーちゃんたちのドタバタ劇にくすりと笑いながらふと自分の身について考えさせられる、そんな一冊となっていますよ。

アラサーちゃん
著者:峰なゆか
出版社:KADOKAWA
発行:2012年9月1日

※画像はAmazonより引用しました

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